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その⑪  その⑫

 院長 波岡英治

新型コロナウイルスの全貌について その②

それではPCR検査について考察しましょう。

PCR検査法とは・・・
ポリメラーゼ連鎖反応(ポリメラーゼれんさはんのう、英語: polymerase chain reaction)とは、DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術。英語表記の頭文字を取ってPCR法、あるいは単純にPCRと呼ばれ、「ポリメラーゼ・チェーン・リアクション」と英語読みされる場合もある。DNAポリメラーゼと呼ばれる酵素の働きを利用して、一連の温度変化のサイクルを経て任意の遺伝子領域やゲノム領域のコピーを指数関数的(ねずみ算的、連鎖的)に増幅することで、少量のDNAサンプルからその詳細を研究するに十分な量にまで増幅することが目的である。医療や分子生物学や法医学などの分野で広く使用されている有用な技術であり、1983年にキャリー・マリス(Kary Mullis)によって発明され、ノーベル賞を受賞した。

これはウィキペディアからの引用です。

要するに、少量の検体から遺伝子領域のコピーを何十回も増幅(コレをct値といいます)させて検査する方法です。

上記の説明ですでにオカシイと思うところはありませんか?

そうです。この検査法は1983年にキャリー・マリス博士が開発したモノです。アレ?1983年?

そして、PCR法で検出するウイルスって何でしょう?

そこで前述のウィキペディアを見たいところなんですが、私が昨年11月に確認した時は、PCR検査で検出するウイルスが羅列されていました。

現在(2021年5月19日)ではその部分が消えています!

コレもオカシイ!

私の記憶と符合する情報を探したらありました!ありました!

これこれ、コレです!

要するにその他大勢のコロナウイルスですねw

また、ウィキペディアの内容からはHIV(ヒト免疫不全ウイルス、いわゆるエイズ)や結核診断、百日咳でも検出でき、

がん診断にも応用されるとありますね。

・・・あれれ?じゃあPCR検査って何?って言う疑問が湧いてもおかしくありませんね。

そこで、PCR検査法(ポリメラーゼ連鎖反応)を開発したキャリー・マリス博士に聞いてみましょう・・・

と思ったら、博士はすでに2019年8月に他界されています。しかも不審死で・・・

しかし、不審死の1ヶ月前、以下の言葉を残しています。

そう、「PCR検査は感染症検査の目的に使用してはいけない」と警告しています。

要するにPCR検査とは不確実性が高く、研究室で使われるモノであり、臨床では使うべきではありません。

正確性が著しく低く、ゲノムの一部を増幅し、

上記ウイルスの欠片が残っているだけでも「陽性」となるようになっています。

前のページでも記述したとおり、陽性者=感染者ではありません。

「陽性者」の中には無症状の方も大勢います。この方々は厳密に言うと「感染者」ではありません。

(ウイルス学の先生、医科の先生などにも確認済みです)

普通のカゼやインフルエンザも同じですが、ウイルスが体内に侵入し、増殖して初めて「感染」が成立します。

人間には外敵から身を守る「免疫機能」があるので、仮にウイルスを吸入したとしても必ず感染するわけではありません。

しかし新型コロナの診断に用いられるPCR検査は、粘膜にウイルスが数個でも付着していれば「陽性」になることがあります。

この辺が医学に通じていない人たちからすると「?」ということなんでしょうが、

無症状は感染者ではないと言うことです。

インフルエンザやその他病原体ではウイルスの数が100万個以上増殖してやっと症状が出ます。

下の表を見ていただけるとわかりますが、100万個となるとPCR検査でct値23くらいで症状が出た方と言うことになります。

仮に症状が出る100分の1として1万個を基準にしたとしてもct値が31で良いことになります。

ですから、感染力の推定限界が下の表でも32となっていますね。

そう考えると、ct値32以上で陽性と判定された場合、多くは無症状で、感染者とは言えませんね。

ウイルス数が1万個未満で陽性になり、本当の感染者がわからない「偽陽性」と言うことになります。

後述しますが、昨年12月に世界保健機構(WHO)もct値35以上で最大97%が偽陽性であると認めています。

でも何故かこんな大事なことも報道されていませんね!

今まで我が国ではPCR検査という詐欺で多くの偽陽性者が生み出されています。

それらの方々をメディアや政府では「無症状感染者」と言う造語を使って偽陽性者を十把一絡げに感染者に仕立て上げています。

テレビなどで「無症状感染者」などという造語が作られてますが、医療関係者にも真顔でそういう人が居るのが驚きです!

そして、先に記述した増幅回数(ct値)ですが、コレはPCR検査の知られざるパラドックスといっても良いでしょう。

日本のPCR検査におけるct値は?というと、40~45というとんでもない数値です!

以下のグラフをご覧ください↓

いかがでしょう? 通常はct値30~35で行うのが普通です。それなのに日本では40~45!億倍ではなくて兆倍です!

とある実験では、回数をこなせば水道水やコーラから陽性、マンゴーなどの果物から陽性、などという結果もありました。

また、ct値に関してはWHO(世界保健機構)が以下のように発表しています!

ここまでで考察できることは・・・

① PCR検査で陽性=新型コロナウイルス感染者とは限らない!

② せいぜい「何らかのコロナウイルス(多くはインフルエンザ)」を検出しただけの可能性。

③ ct値が兆倍で「何らかのウイルス」数個で新型コロナウイルスの感染者に仕立て上げられている。

④ 開発者のキャリー・マリス博士が言うように、臨床において感染症の検査に使うべきでない。

なお、日本のPCR検査キットにはこのような表記もあります。

海外のキットにもこのような表記があります。

メディアを盲信している方(このからくりが解っている界隈の方々は「コロナ脳」と言われているそうです)からすれば、

「死人だって出てるし、味覚障害もあるし、すごくつらいって言ってたでしょう!」と思うはず。

私も最初はそう思っていました。しかし思い出してみてください。

先のページでは武漢市でバタバタと人が倒れている!大変だ!と最初はメディアでも報じておきながら、今そんなことはありますか?

結局は感情論であって、医学的・疫学的観点ではないですね。(もちろんお亡くなりになった方に対してはご冥福をお祈りします)

無症状感染者とやらが増えて何らかのウイルスに対して陽性になっただけで隔離。

そうなると待機ホテルも新型コロナ専用の病院もすぐ満杯になります。

一部では重症者もおりますが、それはインフルエンザでも同じ。毎年日本でもインフルエンザで1万人程度お亡くなりになります。

コレは国の方針で、いまだに2類感染症のままで5類感染症に引き下げないからこういうことになります。

2類から5類への格下げ、何故できない?→ 5類への格下げを阻止したのは「専門家組織」 (umin.ac.jp)

2類感染症とは、エボラ出血熱のような非常に致死率の高い感染症の次に危険性がある感染症が指定されますが、

今のようにメディアが言う「無症状感染者(そんなモノは医学的にない!)」ばかりのインフルエンザ以下のものに2類はないですね。

通常のインフルエンザのように5類に格下げすれば、普通の病院でも診ることはできるし、

何より2類のままだから、医療従事者が感染(ただの陽性)というだけで2週間隔離・・・そのような方が増えれば医療崩壊が早まります。

医療法人社団 桃源堂さまのページ→ 2類指定は果たして正しいのか? (2021-01-18)|高橋皮ふ科医院 (momotaro-net.com)

ちょっと口調は過激だが、おもしろく伝えてくれてるサイトです→ PCRという名の嘘一億 (umin.ac.jp)

こちらは医療従事者向けだそうです→ ウイルスの死骸を数えてどんちゃん騒ぎ:PCR原理主義の終焉 (umin.ac.jp)

では、新型コロナって何?ということになりますが、次のページで更に考察します。

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